看護部長のあいさつ
日頃、地域の皆様や医療関係者の皆様には、菊川市立総合病院の看護部の活動について、ご理解とご協力を賜りまして感謝申し上げます。
2025年問題を視野に入れつつ、地域住民の皆様の“いのち”“暮らし”“尊厳”を守り支える看護の提供のために、院内外の多くの医療・福祉関係者や、行政の方々と連携を深めながら、地域包括ケアシステムの構築に一緒に努力してまいります。
また、当院の理念でもあります「わたしたちは 思いやりの心をもち 地域のみなさまに信頼される 明るい病院をめざします」を大切にしながら、オンリーワンの病院をめざし職員一同、力を合わせ、地域住民の方たちに信頼される病院になるように、ひたむきに努力してまいります。
看護の質の向上のための取り組みとして、今年度より日本看護協会のクリニカルラダーシステムを導入いたしました。この全国的に統一された標準ラダーを活用することで、どこに行っても、看護実践能力の担保と保証ができるようになります。また、看護の質向上を図っていくために、ナイチンゲール看護論の活用、患者視点の入退院支援の充実、排泄ケアの充実や認知症ケアの充実、認定看護師を中心としたその他の取り組みなど、これからの時代に即した活動を積極的に取り組み始めています。その他には、職員の働く環境の改善として、ワークライフバランスの推進にも力を入れています。2025年を目前にした超高齢社会であるこれからの時代において、職員は地域および組織の財産です。
これからも、“笑顔”“挨拶”“気づき”を行動指針にして、お互いに認め合い・支え合う職場風土の構築にも努力していきます。
平成30年8月
副院長兼看護部長
認定看護管理者
市川幸子
