センター長より〜家庭医とは

菊川市家庭医センター長 津田 司

家庭医とは、日本ではあまりなじみのない名称ですが、海外では広く認知された専門医です。内科、小児科、皮膚科、婦人科など各臓器に分かれた診療ではなく、患者さまの性別、年齢、臓器にとらわれず、全科に渡る幅広い診療を一人の医師が行います。

たとえば、「花粉症みたいだけど風邪かもしれない。耳鼻科?それとも内科に行けばいいの?」「じんま疹が出た!内科?それとも皮膚科に行けばいいの?」など、症状が出たときにどの科に受診しようか悩むことはないでしょうか。

これまでは、専門の科を受診しなければ的確な診断・治療が受けられないと考えられていました。しかし、胃痛や発熱など内科的な病気以外に、花粉症、じんま疹、ちょっとした切り傷や子どもの病気など、日常のありふれた病気を幅広く一人で診療します。

家庭医は「家族ぐるみのかかりつけ医」とも呼ばれ、家族全員の病気の相談にのります。おじいさんやおばあさん、息子夫婦や子ども、赤ちゃんに何らかの症状が出たら、まずは家庭医に相談してください。もしも、病気が重かったり、まれな病気である場合は、すぐに適切な専門医を紹介しますからご安心ください。

また、予防接種、健診(乳幼児健診、特定健診など)、健康を維持するための生活習慣に関する指導なども行います。
健康に関することなら、何でもご相談ください。

センター長 津田 司