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平成26年度アクションプラン成果発表会を開催しました

2015年2月26日(木)

2月21日、アクションプラン成果発表会を開催しました。このアクションプランは、菊川市立総合病院第二次中期計画を「顧客」「財務」「内部プロセス」「学習と成長」の4つの視点に基づき、各部署で設定したものです。院内23部署が協力し、目標達成に向けて1年間取り組みを進めてきました。

成果発表会当日には各部署長を含む、40人が参加をし、目標の振り返りと情報の共有を図るために活発な意見交換が行われました。村田院長は講評で、「年々精度が上がり、分かりやすくなってきている。今後は横の関わりを視野に入れながら、目指すところにベクトルを合わせた目標設定をしていきましょう。」と、来年度に向けた訓示がありました。

会場の様子開会挨拶

質疑院長講評

妊娠中・授乳中の抗インフルエンザ薬の使用について

2015年2月25日(水)

日本産科婦人科学会では妊娠中の抗インフルエンザ薬の使用を推奨している
2009-2010年、新型インフルエンザが世界的に大流行しました。特に妊娠中は重症になりやすく海外では死亡する割合が高かったため、日本産科婦人科学会では抗インフルエンザ薬を使用することを推奨しました。その結果、日本では妊婦の死亡を1名も出さずにすみました。


薬剤科①薬剤科②

 

妊娠中の抗インフルエンザ薬使用の安全性
少し古いデータになりますが、2011年に日本産科婦人科学会では妊娠中に抗インフルエンザ薬であるタミフルとリレンザを使用した859名の妊婦さんのデータを収集して解析しています。流産、死産、早産、低出生体重児、胎児発育不全が増加することはなく、赤ちゃんの形態異常も増加させなかったという結果がでています。

妊娠中にインフルエンザに罹ると重症化しやすい
赤ちゃんは、母体にとっては「異物」です。体の防御反応として異物を排除しようとするのが免疫反応ですが、赤ちゃんを「異物」として排除してしまっては大変です。そのため、妊娠中は免疫機能を低下させることによって妊娠を維持しています。
また、妊娠中は母体の血液量が増加するため心臓に負担がかかります。さらに、必要な酸素量が増加し、お腹が大きくなることによって横隔膜が押し上げられ、肺にも負担がかかります。
このような理由で、妊娠中はインフルエンザに罹ると重症になりやすいのです。薬剤科③

抗インフルエンザ治療薬を使用しながらの授乳は可能
内服薬のタミフルは、母乳中に薬の成分がでてくることがわかっています。しかし、その量はごくわずかであり、その母乳を飲んだ赤ちゃんに有害な症状が現れることはまず考えられません。
外用薬のリレンザやイナビルは吸入薬なので、ほとんど吸収されず、授乳しても問題ないと考えられます。

インフルエンザに罹ったときの授乳の注意点
お母さんの体調がよければ直接母乳をあげてもよいですが、赤ちゃんに感染させないよう注意が必要です。マスクをし、念入りに手洗いをしてから授乳するようにしましょう。
体調が悪いときには無理をせず、搾乳した母乳をご家族に哺乳瓶であげてもらうとよいでしょう。母乳には、お母さんの体の中で作られたインフルエンザに対する抗体も含まれているため、母乳をあげたほうが赤ちゃんにはよいのです。

臨床検査技師になるには

2015年2月20日(金)

臨床検査技師は数ある医療資格の中でも、医師や看護師と比べて一般社会での認知度はあまり高くないようで、どちらかと言えば縁の下の力持ち、という感じです。
一方で、その業務内容は多岐にわたっていて、採血、心電図、心エコー、MRI、輸血、細菌、病理、生化学、免疫、一般検査などが含まれています。ちなみにアメリカでは、業務が複雑に細分化されていて、大まかに、採血、血液検査、心電図、エコー、生化学、組織、細胞、染色体、輸血などがそれぞれ別の資格として存在しています。アメリカでこれらの業務に携わっている人は、日本ではこれらの仕事が全部一つの資格で出来ると言うと、信じられないと驚きます。菊川市立総合病院の臨床検査科では7名の臨床検査技師が仕事をしています。他の資格と同様に、全国的にいわゆる「団塊の世代」の技師の退職によってベテランの数が減少しています。

臨床検査この臨床検査技師の資格を得るには、国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。そして、国家試験の受験資格として、所定の学校で学科と実技の必要な単位を取得し卒業しなければならないことになっています。臨床検査技師を目指す一番の近道は全国に80校ほどある臨床検査技師養成コースを持つ大学・短大・専門学校を卒業することです。薬学部や獣医学部でも別に単位を取得すれば国家試験の受験資格が発生しますが、例外的です。就職先は、病院以外には、研究施設・検診センター・食品衛生試験所などがあります。


では、静岡県には臨床検査技師養成コースを持つ大学・短大・専門学校は何校あるでしょうか?全国に80校で都道府県は47ですから、静岡県にも2校程度はありそうですね。静岡県は比較的人口や経済規模が大きな県ですから、3~4校あっても不思議ではないかもしれません。

しかし、実際は0校です。(現在認可待ちの学校があります)ですから、静岡県のすべての病院で働いている臨床検査技師はすべて県外で勉強してから静岡県に就職したことになります。

医療や生物に興味がある学生さん、将来の進路の選択肢に、あまり目立たない資格ですが、臨床検査技師を検討されてはいかがでしょうか?


スポーツ外来に新システム導入!

2015年2月12日(木)

当院では、毎週月曜日(祝日以外)の午後にスポーツ外来が開設されています。小学生~高校生における成長期の障害を始め、年齢を問わずさまざまなスポーツ外傷・障害を患った患者様が来院され、膝前十字靱帯損傷に対する靱帯再建術などが行われています。再建術後はスポーツ復帰へ向け、可動域訓練や筋力増強訓練、歩行訓練などから始まり、経過に合わせて、段階的にジャンプトレーニングやステップトレーニングなどのアスレティックリハビリテーションを行っていきます。
スポーツ外来① スポーツ外来②

手術後は、痛みや活動性の低下により、脚の筋力が低下する傾向にあります。リハビリテーションを行っていく上で、「どのくらい良くなってきているのだろう?」「最近、あまり力がついていないような・・・」「えっ!思っていたより力がない・・・」と患者様本人でも、経過がわかりにくいのが筋力というものです。

そこで、当院では、『CYBEX(サイベックス)』という機器を用いて筋力評価を行っています。この機器を用いることにより、より細かく正確に筋力評価を行うことができます。
この『CYBEX(サイベックス)』が昨年11月に『旧システム→新システム(ヒューマックシステム)(図1)』に変わりました。
CYBEX新システム②計測結果

この新システムは、実際に操作をする私たちセラピストが使用しやすいのはもちろんですが、実際に計測される患者様にもわかりやすいように表示されます(図2)。

説明①説明②

スポーツ障害に対するリハビリテーションは、完全復帰できるまでに、半年~約1年かかることもあります。その中で、高いモチベーションを維持することは容易ではありません。しかし、このような機器を用いて正確に筋力評価を行い、明確な目標設定をすることで、リハビリテーションに取り組む姿勢を少しでも高めることができればと思っています。

平成26年度院内研究・実践報告会を開催しました

2015年2月6日(金)

1月31日、院内研究発表及び実践報告会を開催しました。当日は、当院の看護師や技師、事務職員による全11題の発表・報告がありました。多くの職員が発表会に出席し、日頃の研究や実践の成果に耳を傾けていました。

発表会の最後には、村田院長が「現在、色々と良い取り組みをしている事が分かったため、今日発表した取り組みを実践して、患者さまや病院のために役立てていってもらいたい。」と講評をしました。今後もこのような研究・実践などを通じて、より良いサービスの提供に努めていきます。

会場の様子臨床工学科

第二外来村田院長講評

発表者など詳細についてはこちらへ↓
平成26年度院内研究・実践報告会プログラム(PDF:130KB)


 

平成26年度第2回菊川市立総合病院事業評価委員会 開催

2015年1月29日(木)

1月15日、昨年7月に引き続き、副市長・市連合自治会の代表者・医療関係団体の代表者・福祉関係団体の代表者・学識経験者・関係行政機関の職員など10人で組織される「菊川市立総合病院事業評価委員会」が開催されました。

今回の事業評価委員会では、第二次中期計画の初年度である平成26年度11月末までの経営状況と、第二次中期計画の進捗状況について報告、評価が行われました。
平成26年11月末までの経営状況については、患者数の増加により収益が増加したものの、増税などで費用も増加したため、収支は前年度よりも少し厳しい状況との評価でありました。
また、第二次中期計画進捗状況については、医薬品や院内教育制度などについて各委員の皆様から貴重なご提案を頂きました。

今後、事業を推進していくにあたり、これらのご意見を取り入れ、医療の質の向上や経営改善に向け、一丸となって取り組んで参ります。

第2回事業評価委員会第2回事業評価委員会②

小児科診療体制についてのお知らせ

2014年12月19日(金)

平成26年12月18日

 

小児科診療体制についてのお知らせ

 

菊川市立総合病院

院長 村田 英之

平成27年1月1日より、小児科常勤医師の退職により欠員となります。ご不便をお掛け致しますが、下記の小児科診療体制となりますので、ご理解ご協力をお願い致します。

平成27年以降の小児科診療体制

1)平日の外来診療(時間内)
①一般外来    非常勤医師1名体制により、午前診療が継続されます。
②特殊外来    体制に変更ありません。
③予防接種    実施日、予約数を縮小しての実施となります。
④乳児健診    体制に変更ありません。

2)受付時間外の救急診療(午後・夜間)
①午後救急    小児科医が不在となるため、専門医以外による一時的な診療に
②夜間救急    制限されます。新生児や症状が重い方は対応する事ができません。

3)救急車・入院診療
小児科専門医が不在のため、対応する事ができません。

問い合わせ先
菊川市立総合病院  医事課
電話 0537-35-2135(代表)

クリスマスコンサートを開催しました

2014年12月12日(金)

12月9日(火)、当院1階エントランスホールにて院内クリスマスコンサートを開催しました。このコンサートは入院されている患者様、またその家族に向けて、療養中に“ささやかな癒し”をお届け出来ればという想いから、職員の手作りで開催しています。

今回は当院医師らによるバイオリンの協奏曲、「コーロ・ステッラ」(女性コーラス)によるトーンチャイムと合唱が披露されました。演目の最後には、サンタの指揮による全体合唱をし、コンサート終了後はホール全体が暖かい気持ちに包まれました。

クリスマスコンサート①クリスマスコンサート②

クリスマスコンサート③クリスマスコンサート④

第5回地域の皆さま感謝デーを開催しました!

2014年12月11日(木)


11月8日(土)、横地保育園ふじ組さんによる「鳴り子を使った踊り」をオープニングに、第5回地域の皆さま感謝デーを開催しました。病院に親しんでもらうことを目的に平成22年度から実施しており、今回で5回目の開催となりました。

当日は骨密度検査やプチ健診、バランス感覚測定などの健康チェック・プチナース体験や薬剤師体験などのブースを設け、多くの方々にご来場していただきました。今後も地域の皆さまの健康増進のために企画していきたいと思います。

感謝デー①感謝デー②

感謝デー③感謝デー④

感謝デー⑤感謝デー⑥

防災訓練を実施しました!

2014年12月10日(水)

12月の第1日曜日は静岡県「地域防災の日」です。当院では、12月7日(日)に大規模地震を想定した防災訓練を実施しました。

地元自治会の方々には、模擬患者としてご協力いただき、トリアージ手法からの受け入れ態勢などを検証しました。また、入院患者の避難誘導や施設確認、院内の情報伝達も行いました。最後に村田院長からは「実際に災害が発生した際には、情報が錯綜すると考えられる。また、想定外の事が発生する可能性もあるので、情報共有や協力体制の確立などを臨機応変に行っていきましょう」と訓示しました。

防災訓練①防災訓練②

防災訓練③防災訓練④

防災訓練⑤防災訓練⑥

中庭イルミネーションの点灯を開始しました

2014年12月3日(水)

毎年11月中旬から1月下旬まで当院の中庭のイルミネーションが灯されています。このイルミネーションは「患者様などに癒しのひと時を配れるように」という想いで村田院長を中心に2008年から実施し、今回で7回目を迎えます。このイルミネーションは職員ボランティアにより、デザイン・飾り付けが行われています。

今年も昨年に引き続き、樹への装飾のほかに雪だるまやトナカイなどのキャラクターが中庭を賑わしており、来院者の目を楽しませています。

ホームページ①ホームページ②

ホームページ③ホームページ④

介護二次予防事業~元気はつらつ教室~

2014年11月10日(月)

■介護二次予防事業とは?

要支援・要介護状態に陥るリスクが高い高齢者を早期発見し、早期に対応することにより状態を改善し、要支援状態となることを遅らせる取り組みのことです。また、介護予防を目的として、運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の3つの各コースが設定されており当院の理学療法士は平成21年度より、運動機能の向上コースを担当しております。

<集団体操>

集団体操菊川市では9月19日から12月5日まで、毎週金曜日に当院の理学療法士が地域に出向き、転倒予防を目的に活動を行っています。従来の予防事業は、集団に対しての取り組みが主でしたが、参加者の身体機能や能力はそれぞれ異なるということもあり、現在は参加者の声を聞き、個々にあった運動を指導しています。


■運動内容
<バランス訓練>                          <ストレッチ>

バランス訓練 ストレッチ










その他、立ち上がり運動やスクワットなども行っています。

■参加された方の感想

・実際にやってみると、簡単に思えることでも意外と難しいと思いました。

・このような機会で、久しぶりに体を動かせてよかったです。

・参加してみて、毎日こういったことを続けることが大切なんだと感じました。


■実績

21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
参加人数(延べ) 89人 169人 96人 127人 127人

127人(見込み)


出前講座「骨密度測定検査で骨粗しょう症を予防しよう」を開催しました

2014年11月6日(木)

10月27日に出前行政講座「骨密度測定検査で骨粗しょう症を予防しよう」を丹野公民館にて開催しました。今回の講座は、当院の放射線技師が骨粗しょう症の起こる過程を説明し、骨密度測定検査のやり方や種類、骨粗しょう症の予防の仕方などを話しました。

参加された方からは、「骨密度、骨粗しょう症とは何か、細かい説明で分かりやすかったです。」「今まで話を聞いたことがなかったので、大変良かった。一度検査を受けたいと思います。」「これからの生活習慣を考える為の良いきっかけとなりました。」などの感想が聞かれました。

出前行政講座①出前行政講座②

出前行政講座③

平成26年度下半期方針説明会を開催しました

2014年11月5日(水)

今年5月に引き続き、10月21日・23日の2回、病院職員を対象とする平成26年度下半期方針説明会を開催しました。
説明会では、村田院長から上半期の経営状況や現在抱える当院の課題と対応などについて話がありました。

村田院長は最後に、「診療報酬改定や消費税増税などによる当院への影響は大きい。また、病床機能報告制度や2025年問題などがあるため、今一度、当院の今後について職員一人ひとりが考えていきましょう。」と訓示しました。

方針説明会①方針説明会②

方針説明会③方針説明会④

睡眠障害のはなし

2014年10月29日(水)

昨晩はよく眠れましたか?睡眠障害①

近年、生活スタイルの変化により睡眠時間は短縮傾向です。また深夜業に従事する人も少なくありません。
したがって、仕事をしている多くの方が睡眠不足や体のリズムの乱れを感じているのではないでしょうか?睡眠中もしくは入眠期になにかしらの影響や異常のあることを睡眠障害といいます。

睡眠関連疾患国際分類では、睡眠障害は90種類以上に分類されていますが、大きくは睡眠自体が疾患である<睡眠異常>・睡眠に関連して異常かつ不自然な動き、行動を伴う<睡眠時髄伴症>・医学的、精神的な状態により睡眠障害が生じた<内科・精神科的睡眠障害、>・<その他>に分類されます。今回は<睡眠異常>をとりあげます。

<睡眠異常>
◎不眠症:
なかなか眠れない「入眠障害」、夜中に何度も目覚める「中途覚醒」、早く起きすぎてしまいそのあと眠れない「早朝覚醒」、眠りが浅く熟睡した感じがない「熟眠障害」等の症状により日中だるい、仕事がはかどらない,気分がよくないなどの不調がみられます。

◎過眠症:
一日に10時間以上の睡眠が2週間続いたり、日中になんども居眠りをしてしまう状態を過眠症といいます。
□ナルコレプシー(居眠り病)(日中の過激な眠気、繰り返す居眠り、大笑いしたときなど喜怒哀楽の感情が高まったとき体の力が突然ぬける、「熟眠障害」、意識は眠っていても体が無意識に動いてしまいその行動については覚えていない等の症状がみられます)

睡眠時無呼吸症候群SAS
睡眠中に呼吸が止まり、苦しくなって眠りが浅くなり睡眠不足になります。それによって日常生活に様々な障害を起こす疾患です。睡眠障害の中でも最も多くみられます。
山陽新幹線の運転手が居眠り運転事故を起こし、その後運転手がSASであったなど最近ニュースなどでよく耳にするようになりました。
SASは交通事故だけでなく、作業ミスによる労働災害、慢性期には心臓や血管に負担がかかり様々な合併症を引き起こす可能性があります。

◎睡眠関連運動障害:
□レストレスレッグス症候群(脚に不快な感覚が起こり、脚を動かしたくてたまらない。安静時横になったり、座ったりするとあらわれる。脚を動かすと不快な感覚は軽減する。夕方から夜にかけて強くなるといった症状が特徴です。睡眠不足から昼間の眠気、気持ちの落ち込みといった症状があらわれます)

◎リズム睡眠障害:
睡眠、覚醒のパターンが一般的に望ましいとされている時間帯とずれてしまう障害です。

精神性の不眠や誤った睡眠生活による不眠もありますが、いびきがすごい、なかなか寝付けない、脚に不快な感覚が生じることで入眠が困難になる、通常の生活より早く目が覚めるまたは起きることができないといった「病気なの?病院に行くほどではない?」と思いがちな症状もありますが睡眠時間は長くても、短くても死亡リスクを高くするといった報告もあるそうです。
いびきや眠気が気になる方、ご自分の睡眠に不安を感じる方は健康維持のためにも早めにお近くの医療機関に相談してよい睡眠をとってください。

当院でも睡眠時無呼吸検査(一泊、簡易)を実施しています。

診療技術部 臨床検査科

かかりつけ手帳の価値は?

2014年10月17日(金)

かかりつけ手帳ご覧になった方もいるかと思いますが、先日、ある新聞で「お薬手帳」利用減る? 薬局、意義を呼び掛けという記事がでました。今年の4月からお薬手帳を保険薬局にもっていかない方が、自己負担金が安くなるため、お薬手帳を利用しない人が増えるのではないかということを危惧した記事でした。お薬手帳を持参しない場合、3割負担の人で自己負担金は約20円安くなるとのことです。

今回、この20円の意味(価値)について考えてみたいと思います。

薬剤師の立場にいる私からは勿論、価値があると答えます(たぶん、どの薬剤師もこう答えるでしょう)。では、なぜ価値があると答えるのでしょう?それはお金儲けではけっしてありません。
薬剤師が患者様の各医療機関での薬に関する情報を共有することで、有効で安全な薬物治療を守ることができると思っているからです。

お薬には病気を治療するという目的で処方されます。しかし、適切に投与されなければ期待した効果が得られなかったり、副作用が出やすくなったりすることもあります。みなさんの中には様々な医療機関(病院、クリニック、保険薬局)を利用されている方も少なくないと思います。複数の医療機関で処方箋をもらっている人では下に記すような問題が発生する可能性があります。
・重複投与(同じ成分の薬や同じような効果の薬が投与されてしまう)
・相互作用(薬と薬のお互いの作用により効果が強くなったり、弱くなったりする)
・副作用がでたことのある薬の再投与

お薬手帳を保険薬局で見てもらうことで、上記について薬剤師がチェックして、必要があれば医師に確認します。後発医薬品(ジェネリック医薬品)が世の中に大分浸透してきた現在では、薬の名前は全然違うけど、中身は同じものということもよくあります。

おくすり手帳は病院や保険薬局に持っていって医療従事者が確認することで効果が発揮されるものであり、もっていかないお薬手帳は「紙くず」同然となってしまいます。

医療従事者同士が協力してみなさんの有効で安全な薬物治療を守っていくことに20円の価値はありそうでしょうか?

火災時の防災訓練を実施しました

2014年10月15日(水)

当院では年2回、火災と大規模地震を想定した防災訓練を実施しています。本年度第1回目の訓練は9月18日(木)に、人工透析室内機械室からの火災を想定し、職員とダミー人形による模擬患者の救出と避難誘導及び消火訓練を実施しました。

訓練終了時に、「災害は起こらない方が良いが、起こった時にどのように動くか臨機応変に対応していきましょう。」と村田院長からの訓示がありました。今後も訓練を行うことで防災意識を高めるとともに、患者様の安全確保に努めて行きます。

防災訓練①防災訓練②

インフルエンザ予防接種のお知らせ

2014年10月8日(水)

平成26年度インフルエンザの予防接種についてお知らせします。

お申込みなどの詳細については下記のファイルをご覧ください。

インフルエンザ予防接種のお知らせ(PDF:440KB)
※新しいウィンドウが開きます。

骨密度検査で骨粗鬆症を予防しよう!

2014年10月7日(火)

骨粗鬆症はどんな病気か

骨粗鬆症①

骨粗鬆症とは、緻密な構造であるはずの骨がスカスカになり、もろくなるため骨折しやすい状態のことをいいます。ちなみに鬆とは大根にスが入った状態を指します。身体の骨量は年齢とともに増加し、20~30歳ごろに最大値となりその後徐々に減少します。特に女性は閉経後に急に骨量が減るため50歳すぎから骨粗鬆症の頻度が増え、男性は80歳ごろから急に骨量が減少します。骨がもろくなると腰や背中が痛くなったりしますが、骨折しやすくなることが一番の問題です。転倒や骨折で介護が必要になった患者様の10%が骨粗鬆症の方です。骨粗鬆症がひどい場合には日常生活の注意に加え、ビタミン剤や骨量を改善する薬物療法が必要になります。

原因は2つ
①原発性骨粗鬆症:はっきりした病気がなく、加齢や閉経による生理的現象で何等かの原因(例えば無理なダイエット)でひどくなったもの
②続発性骨粗鬆症:ステロイドの服用(長期間使用している方の50%は発症)、糖尿病(骨折リスクが1.4~2.0倍に高まる)、卵巣摘出術後(ホルモンの減少で骨密度の減少)などが代表的なもの

骨密度検査とは
骨密度検査は骨量の減少度を測って骨粗鬆症の診断をするために行う検査です。
検査時間は約5分です。

なぜ行うか
骨量が減少しているかどうかは、X線写真からおおよその推定はできます。骨量の減少を数値として正確に測定し、骨折しやすいくらい減少しているのか知るには骨密度検査が必要です。判定は若年者(22~44歳)の成人の平均骨密度と比較して80%以下になると骨減少症、70%以下になると骨粗鬆症と診断しています。骨密度が70%以下になると骨折しやすくなります。このように骨密度検査は骨粗鬆症の前段階で予防対策を立てたり、予防後の判定をするのに必要な検査です。

検査結果の見本はこちら(PDF:242KB) ※新しいウィンドウで開きます。

出前行政講座「困ったときは精神保健福祉士に相談しよう」を開催しました

2014年10月6日(月)

9月25日に出前行政講座「もしものときにどうしよう?困ったときは精神保健福祉士に相談しよう」を青葉台コミュニティセンターで開催しました。今回の講座は、当院の精神保健福祉士がよくある相談内容の紹介や2人の講師による模擬面談、質疑応答などを行いました。

参加された方からは、「分かりやすく聞けて、何かあった時は相談に行こうと思う。」「講師の穏やかな話し方が良く、安心して話を聞けました。」「このような相談する場がある事を知らなかった。」などの感想が聞かれました。講座中は真剣に講師の話を聞く姿が見られ、時折笑い声もあり、和やかな雰囲気の出前行政講座でありました。


ホームページ① ホームページ②