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臨床検査技師になるには

2015年2月20日(金)

臨床検査技師は数ある医療資格の中でも、医師や看護師と比べて一般社会での認知度はあまり高くないようで、どちらかと言えば縁の下の力持ち、という感じです。
一方で、その業務内容は多岐にわたっていて、採血、心電図、心エコー、MRI、輸血、細菌、病理、生化学、免疫、一般検査などが含まれています。ちなみにアメリカでは、業務が複雑に細分化されていて、大まかに、採血、血液検査、心電図、エコー、生化学、組織、細胞、染色体、輸血などがそれぞれ別の資格として存在しています。アメリカでこれらの業務に携わっている人は、日本ではこれらの仕事が全部一つの資格で出来ると言うと、信じられないと驚きます。菊川市立総合病院の臨床検査科では7名の臨床検査技師が仕事をしています。他の資格と同様に、全国的にいわゆる「団塊の世代」の技師の退職によってベテランの数が減少しています。

臨床検査この臨床検査技師の資格を得るには、国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。そして、国家試験の受験資格として、所定の学校で学科と実技の必要な単位を取得し卒業しなければならないことになっています。臨床検査技師を目指す一番の近道は全国に80校ほどある臨床検査技師養成コースを持つ大学・短大・専門学校を卒業することです。薬学部や獣医学部でも別に単位を取得すれば国家試験の受験資格が発生しますが、例外的です。就職先は、病院以外には、研究施設・検診センター・食品衛生試験所などがあります。


では、静岡県には臨床検査技師養成コースを持つ大学・短大・専門学校は何校あるでしょうか?全国に80校で都道府県は47ですから、静岡県にも2校程度はありそうですね。静岡県は比較的人口や経済規模が大きな県ですから、3~4校あっても不思議ではないかもしれません。

しかし、実際は0校です。(現在認可待ちの学校があります)ですから、静岡県のすべての病院で働いている臨床検査技師はすべて県外で勉強してから静岡県に就職したことになります。

医療や生物に興味がある学生さん、将来の進路の選択肢に、あまり目立たない資格ですが、臨床検査技師を検討されてはいかがでしょうか?